« 塩山芳明■ 出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者「嫌われ者の記」 | トップページ | 横山秀夫■ ルパンの消息 »

田村治芳■ 彷書月刊編集長

20060809housyotamura

「ななちゃんは古本いじってればしあわせなんでしょ」

とだれかに言われたことがある。ウン、そうだよ。

「ひねりすぎだよ」

と言われたこともある。

古本に値段をつける。ふつうに書名を書くと―― 『茲航』富永和郎著昭和四十五年刊――なんだけど、わたしはこう。

著者が晩年の田辺夏女から聞いた樋口一葉のおもいでが三十四頁入っている。その一点に。「ホラ、ここみてよ」と値段をつける。

それをある言い方では、ひねる、となる。ひねるの好き、おれ。元々、ひねられてつくられた本も好き。

 彷書月刊編集長|田村治芳|晶文社|200211月|ISBN4794965524

★★

《キャッチ・コピー》

古本と古本屋、すべての本を愛するための情報誌『彷書月刊』の編集長が、創刊以来の歩みを綴る。古本屋の笑顔と涙を描いた一冊。古本の匂いが一杯の本

|

« 塩山芳明■ 出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者「嫌われ者の記」 | トップページ | 横山秀夫■ ルパンの消息 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 田村治芳■ 彷書月刊編集長:

« 塩山芳明■ 出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者「嫌われ者の記」 | トップページ | 横山秀夫■ ルパンの消息 »